【ウルトラサンムーン】実質耐久指数②【PGL統計】

1.はじめに

今回は、前回の記事で定義した”実質耐久指数”について、もう少し掘り下げて考えてみます。

需要の無い内容ではありますが、個人的に書きたかったので記事にしました。

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ところで、”実質耐久指数”とは何だったかというと、「火力集合に含まれる火力の何割を耐えることが出来るか」というものです。

???だと思うので、もう少し説明します。火力集合とは、ダブルバトルの環境に存在する火力の集合のことを指します。例えば、ダブルバトルで使われる技が、猫だまし・きりさく・捨て身タックルの3種類だけで、しかも全てのポケモンの攻撃実数値が100だったとします。その場合、火力集合は{40×100, 70×100, 120×100}ということになります。

あるポケモンのHPが100、防御が80だとすると、名目耐久指数は100×80=8000です。このとき、このポケモンの名目耐久指数は、きりさくの火力より大きく、捨て身タックルの火力より小さいので、猫だまし・きりさくを耐えられる一方、捨て身タックルを受けると倒されてしまうことになります。

仮に、猫だまし・きりさく・捨て身タックルの使用率がそれぞれ50%・20%・30%だったとすると、このポケモンの実質耐久指数は50+20=70%ということになります。相手から攻撃を受けたとき、70%の確率で生存することが出来るということです。

今回は、この実質耐久指数を、タイプ相性と名目耐久指数で近似することを考えてみます。

2.結果

前回求めた実質耐久指数(データ数は39。詳細は前回の記事参照)をタイプ相性とステータス(名目耐久指数)で予測式を作りました。結果は次のようになりました。

実質物理耐久指数=15.58-1.33×(弱点の個数)+1.82×(耐性の個数)+0.001773×(名目物理耐久指数)

実質特殊耐久指数=5.87-3.67×(弱点の個数)+1.32×(耐性の個数)+0.002535×(名目特殊耐久指数)

この式から読み取れる大事な点は、、

  1. 物理の場合、弱点の個数よりも耐性の個数の方が重要
  2. 特殊の場合、逆に耐性の個数よりも弱点の個数の方が重要
  3. 物理よりも特殊の方が、名目耐久指数の影響が大きい

1から言えることは、名目物理耐久指数が低くても、弱点の数が少なく耐性の数が多ければ相手の攻撃を耐える確率が高いということです。まあ、当たり前の話ですね。

2から言えることは、多少耐性の数が少なくても、名目特殊耐久指数が高く弱点が少なければ相手の攻撃を耐える確率が高いということです。カビゴンやクレセリアを思い浮かべてもらうと分かりやすいと思います。

3から言えることは、特殊の方が種族値の暴力が通用するということです。例えば、バンギラスは弱点が多いのにステータスの高さで耐えますよね。

1と2から分かる通り、物理と特殊では完全に逆のことを言っているので、物理・特殊の両方を受けるには、弱点の個数が少ないかつ耐性の個数が多い必要がありますね。要は、両受けしたいならタイプが優秀じゃないと駄目ってことです。

理論上最強のタイプは、物理だと電気・鋼(弱点3・耐性12)、特殊だと虫・鋼(弱点1・耐性9)でしょうか。理論上ではミノマダム(ゴミ)が最強なんですね…。

3.終わりに

実質耐久指数が高いのはどんなポケモンなのかというと、弱点が少なく・耐性が多く・名目耐久指数が高いポケモン、という非常に当たり前の結果を得ました。

しかし、物理は耐性の数が重要で、特殊は弱点の数が重要だという違いがありました。

更に、物理よりも特殊の方がステータスの影響が大きいようです。

今後ポケモンを選ぶ際には、これらのことを考えてみると良いと思います!

END

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