【単体考察】サンドパン(アローラのすがた)【ダブル】

画像はserebii.net様より引用

1.はじめに

アローラ!アローラのすがた第4弾はサンドパン(アローラのすがた)です!キュウコンの対のはずですが、少々影が薄い気がします、、、。どうやら、不遇扱いされているポケモン?なので問題点を洗い出して、そこを補っていけるようにしていきたいと思います。ちなみに、今作で初登場した氷の石で進化するポケモンなので気を付けましょう。レベルアップだといつまで経っても進化しません。

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2.基本データ

タイプ:氷・鋼
特性1:ゆきがくれ
隠れ特性:ゆきかき
種族値 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計
サンドパン(アローラのすがた) 75 100 120 25 65 65 450
サンドパン(通常) 75 100 110 45 55 65 450

3.考察

3-1.種族値

低い特攻の種族値が防御と特防に回されているので、サンドパン(通常)に比べて無駄の無い種族値配分が実現されています。防御に秀でており、HPもそこそこあるので物理耐久が高いですね。一方で、特防はそれほど高いとはいえないので、特殊耐久の方は平均から平均以下といったところです。

攻撃面に関しては、攻撃が100なので、素早さが65という鈍足から考えるともう少し高くてもいいのかなという感じがします。耐久に種族値が回されたことによって、特攻に至っては25という圧倒的な低さです。これは、メガスピアーの特攻種族値15に匹敵するレベルだといっても過言ではありません。ちなみに特攻種族値25というと、ヒマナッツから種族値ランキングワースト1位の座を奪ったヨワシ(単体)と同じです。ヨワシ(単体)とサンドパン(アローラのすがた)が攻撃する力が同じというのは、どうにも想像がつきませんが、、、。

素早さについては、前述の通り鈍足ではありますが、S65付近は激戦区であることから、努力値を振ればその分だけ抜けるポケモンも非常に多くなります。逆に、トリパに組み込むためやジャイロボールの威力を上げるためにに最遅にするのもアリです。

3-2.タイプ

サンドパン(通常)は地面タイプでしたが、サンドパン(アローラのすがた)は氷・鋼タイプです。種族値も少し違うことだし、もはやサンドパンとは別のポケモンと言ってもいいくらいだと思います。今までサンドパンに対して持っていた考えを全て捨て去って、偏見のない状態で考察しちゃいましょう!ということで、サンドパン(アローラのすがた)のタイプ相性を新鮮な目で見てみます。

抜群(4倍):炎・格闘
抜群(2倍):地面
いまひとつ(半減):ノーマル・草・飛行・エスパー・ドラゴン・フェアリー
いまひとつ(1/4倍):こおり
無効:毒

初の氷・鋼タイプという複合タイプを持つポケモンです。氷タイプの耐性は氷タイプだけなので、氷タイプという観点から見ると半減のタイプが多くて強そうですが、鋼タイプという観点から見ると氷タイプとの複合タイプはあまり嬉しくないですね。弱点の数は少なめですが、タイプ的に弱点を被弾する可能性は高いと思われます。物理耐久は高いですが、格闘タイプの技を受ければ一溜まりもないですし、素早さもそれほど高くないという点からも、慎重に運用しないと行動する前に瀕死になってしまいそうです。タイプと素早さを考慮すれば、トリパに組み込むか、あるいは霰パにおけるゆきかき型を前提にしていった方が、より活躍できると思います。もちろん、追い風や麻痺などのS操作でも構いませんが、相手のポケモンより先に攻撃するというのはバトルの鉄則です。

3-3.特性

サンドパン(通常)の特性がすながくれ・すなかきであるのに対して、サンドパン(アローラのすがた)の特性はゆきがくれ・ゆきかきです。”すな”が”ゆき”に変わっただけなので、とても覚えやすいですね。いつも通り、特性の効果をおさらいしましょう。

すながくれ:天候が砂嵐状態のとき、回避率が1.25倍となる
すなかき:天候が砂嵐状態のとき、素早さが2倍となる
ゆきがくれ:天候が霰状態のとき、回避率が1.25倍となる
ゆきかき:天候が霰状態のとき、素早さが2倍となる

名前だけでなく効果もほとんど同じですね。特性の発動条件の天候が、砂嵐か霰かってだけの違いです。いずれにしても、特性を生かしたいなら天候パに組み込む必要がありますね。特性をゆきがくれにするなら、素早さの低さを補いたいので、追い風やトリルや麻痺といったS操作を有するパーティーに組み込むべきです。(そもそも、S操作が全くないパーティーというのは問題がありますが、、。)特性をゆきかきにするなら、ゆきふらしのポケモンをパーティーに入れるといいですね。(具体的には、キュウコン(アローラのすがた)、ユキノオー、バイバニラです。)

どちらの特性も、発動が天候に依存していて不安定なので、特性に頼りすぎた型はうまく機能しません。特性の発動前提ではなく、あくまで特性が発動されれば強化されるなぁくらいの意識を持つとよさげです。

3-4.技

有用そうな攻撃技:つららばり、つららおとし、こおりのいぶき、アイアンヘッド、ジャイロボール、メタルバースト、じしん、いわなだれ、きゅうけつなど

有用そうな変化技:かげぶんしん、オーロラベール、てっぺき、ドわすれ、のろい、まもる、みがわり

サンドパンの基本的な技構成は、氷技+鋼技+まもる+αになると思いますので、氷技・鋼技・αについて考察します。

まず、氷技についてですが、つららばりかつららおとしの選択になります。こおりのいぶきについては、サンドパン(アローラのすがた)の特攻種族値が25であることから、こおりのいぶきによるダメージが少なくなるので、いかりのツボ起動要因として使える可能性があるので一応記述しただけです。個人的には、安定して高威力を出せるという点から、つららばりよりもつららおとしを推奨します。確かに、つららおとしには技外しのリスクもありますが、つららばりの威力があまりにも不安定なので、より堅実な方としてはつららおとしだと思います。後で、この議論について詳しく記事にまとめようと思うので、つららばりかつららおとしかで迷っている方は参考にしてください。

2つ目に、鋼技はアイアンヘッドを採用するか、それともジャイロボールかについて考えます。

(ジャイロボールの威力>アイアンヘッドの威力)となるためには、相手のポケモンの素早さがこちらの3.2倍以上になる必要があります。サンドパン(アローラのすがた)は、最遅(素早さに下降補正+素早さ個体値0)のとき素早さの実数値が63なので、相手のポケモンの素早さ実数値が202以上ならば、ジャイロボールの威力が80を超えます。この場合、最速132族以上のポケモンにしかジャイロボールを打つ価値がないので、アイアンヘッド一択だとわかりました。

次に黒い鉄球を持たせる場合を考えます。このとき、最遅の素早さ実数値は31となるので、相手のポケモンの素早さ実数値が100以上になればアイアンヘッドの威力を超えることになります。素早さ実数値100というと、無振り80族、準速48族、最速39族のポケモンと同値です。多くのポケモンに対してアイアンヘッド以上の威力を出せるので、持ち物は黒い鉄球に限定されてしまいますが、トリパでの運用ならアリですね。素早さ実数値31というと最遅30族と同速なので、非トリル状態でモロバレルに先制して氷技を打ちたいなら素早さを32に調整するのもいいと思います。この場合、素早さ実数値103以上の相手に対してジャイロボールの威力が80を超えます。

最後に、残りの1つの技スぺは何を採用すべきかについて考えます。攻撃技を採用するなら、役割破壊として炎タイプのポケモンに刺さる、じしん・いわなだれが候補ですね。変化技を採用するなら、オーロラベールが候補です。オーロラベールとは今作から登場した新技なので知らない方もいるかもしれませんね。この技は霰状態のときのみ発動可能で、5ターンの間、自分と味方が受ける物理・特殊技のダメージを3/4にするという効果です。発動条件は限られていますが、1ターンで同時にリフレクターとひかりのかべを張ることができるすごい技です。

どの技にするかは型やパーティーに応じて臨機応変に変えていくのがベストだと思うので、特に結論は出さないことにします。

4.育成例

4-1.準速アタッカー型

性格:意地っ張り
特性:ゆきかき
持ち物:命の珠、コオリz、ハガネz
技:つららおとし・アイアンヘッド・まもる・α(じしん・いわなだれ・オーロラベールなど)
努力値:H4、A252、S252
実数値:151-167-140-×-85-117

H:地球投げ3耐え
A:命の珠つららおとしでH252振りカプ・ブルル低乱数1(31.3%)、zつららおとしで確1
威嚇込み命の珠つららおとしでH4振りメガボーマンダ確1
命の珠アイアンヘッドでH252振りカプ・テテフ確1
命の珠アイアンヘッドでH4振りフェローチェ確1
B:陽気ガブリアスのダブルダメージじしん耐え(72.8%~87.4%)
D:臆病カプ・テテフのサイコフィールド眼鏡サイコキネシス耐え(80.7%~95.3%)
S:4振り95族抜き(カプ・テテフ、ウインディなど)、霰下で最速160族抜き

霰状態では、メガボーマンダやカプ・テテフといった強力なポケモンを上から叩いて一撃で倒せるのが強みです。物理耐久は無振りでも十分なほどあるので、2倍弱点程度なら耐えてくれます。一方、特殊耐久は高くないのでz技を打たれれば1撃ということも。氷と鋼の攻撃範囲は広いので、極力霰状態を維持して相手に先制できる環境を作ると活躍してくれます。

4-2.積み型

性格:陽気
特性:ゆきかき、ゆきがくれ
持ち物:食べ残し、カゴの実、光の粉
技:てっぺき、ドわすれ、つるぎのまい、のろい、かげぶんしん、まもる、みがわり、ねむる、攻撃技、から4つ
努力値:H252B252S4、H252D4S252など
実数値:割愛

積み技が豊富にあるので、一応積み型として記述しておくけれども実戦で使えるかどうかは不明です。特性がゆきかきの方が、先制して積んだりみがわりを張ったり出来るので安定します。特性がゆきがくれの場合は、光の粉+かげぶんしんで運ゲーができますが、素早さが低いので前回の記事のダグトリオ(アローラのすがた)ほどはうまくいかないと思います。積んだ後に攻撃するために攻撃技が1つは欲しいですが、これだけ積み技があれば積み終わることは無いので、攻撃技を入れないのもアリです。その場合、ちょうはつを打たれたらマズイですけど、、、。

もし僕が積み型を育成するなら、性格:意地っ張り、特性:ゆきかき、持ち物:命の珠、技:つるぎのまい・みがわり・つららおとし・アイアンヘッド、努力値:H4、A252、S252ですかね。(性格・持ち物・努力値振りが準速アタッカー型と同じなので、アタッカー型につるぎのまいを採用しただけとも言える。)
理想としては、霰状態で選出してドラゴンやフェアリータイプのポケモンに圧力をかけてまもるや交代を誘います。その隙につるぎのまいを積むか、みがわりを張って有利な展開にしていきたいですね。

4-3.怒りのツボ起動型

性格:勇敢
特性:ゆきがくれ
持ち物:黒い鉄球
技:こおりのいぶき・つららおとし・ジャイロボール・まもる
努力値:H252、A252、D4
実数値:182-167-140-30-86-63

H:ぶっぱ
A:ぶっぱ
C:個体値0、こおりのいぶきでバクーダに18~22ダメージ・ケケンカニに9~12ダメージ
S:個体値0、黒い鉄球で最遅30族と同速

トリル下で特性が怒りのツボであるバクーダやケケンカニに先制してこおりのいぶきを放つ型です。ケケンカニとはタイプが被ってしまい横の相性が良くないですが、バクーダとの相性はいいです。じしんの効かない飛行タイプや草タイプのポケモンに対して、つららおとしで抜群を取ることができます。バクーダがじしんを打てば、サンドパン(アローラのすがた)に対して抜群なので、退場しやすいのもgoodです。退場したくない時は、まもるで凌ぎましょう。

5.終わりに

今回の考察はいかがだったでしょうか?個人的には、つららばりとつららおとしのどちらがより優れた技なのか考察するのに時間がかかってしまい、この記事を書くのが大変でした。今後、そのことについて詳しくまとめようと思うのでお楽しみに!
END

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